時短術|パワーポイントで作る卒業式・思い出のスライドショー

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この記事では、卒業式や修了式など使うスライドショーの作り方を解説します。
パワーポイントを使う方法です。
下準備さえしておけば、わずかな時間でスライドショーを完成させることができます。
ぜひ忙しい年度末の働き方改革に役立てていただきたいと思います。

目次

卒業式・修了式でのスライドショー

卒業式や修了式の児童たちとの最後の時間をより良いものにするのに、BGMに合わせてスライドショー流すという演出はとても良いものです。

しかし、スライドショーを作る手間のかかる作業であります。

そこで、パワーポイントを用いた、

できる限り手間を少なくしたスライドショーの作成方法

を今回は紹介したいと思いますので、お楽しみに!

スライドショー作成には時間はかからないが…

実はスライドショーを作成するのはとっても簡単で短時間でできます。

しかし、時間がかかる部分があります。

それは、

写真を選ぶ

という作業です。

できれば、卒業式や修了式に間近になってスライドショーをいきなり作ろうとすると大変です。

この写真集め・写真選びに膨大な時間を要するからです。

できれば、この作業は、最後の日にはスライドショーを見せるのだと決めておき、年度当初から下準備をしておくことが重要になります。

写真を集めてまとめる

では、スライドショーで使いたい写真を一つのフォルダーにまとめていきましょう。

この時に学年や季節、行事ごとに時系列でデータに名前を付けておくと良いです。

ここの段階をしっかりやっておくと後の作業がすごく楽になります。

卒業式のスライドショーの場合で説明しますと名前の付け方は、

1ー01 入学式
1ー02 1年生を迎える会

2ー01 社会見学
2ー02 運動会

6ー01 修学旅行
6ー02 運動会

などのように、番号を冒頭に付けて名前を付けてください。

(1ー01とは1年生の1枚目の写真という意味です)

パワーポイントのフォトスライド機能で取り込む

ここまでできたら、パワーポイントを起動します。

メニューの

「挿入」⇒「フォトアルバム」⇒「新しいフォトアルバム」

の順に選択。

「ファイル/ディスク」

を選択します。


集めた写真のフォルダーを開き、全ての写真を選び、

「挿入」をクリックします。

Ctrl+Aで全選択は簡単です。


最後に「作成」を押すと、自動的にパワーポイント1スライドあたりに1枚の写真が貼り付けられます。

編集する

テキストを入れる

取り込みが終わったら、写真の順番が正しいか確認をします。

その後、必要に応じてテキストボックスやワードアートなどを利用してタイトルやコメントなどを追加していきます。

画面の切り替え設定をする

スライドを全て選択し、メニューの「画面の切り替え」で好きな切り替え方を選びます。

私は「フェード」を視聴することが多いです。

自動切り替えと時間を設定する

この次に画面の切り替えのタイミングを設定します。

□クリック時のチェックを外し
☑自動的に切り替えにチェックを入れます。

そして1枚当たりのスライドの表示時間を設定します。

私はとりあえず00:03:00(3秒)で初めは設定し、後で微調整しています。

スライドショーを実行してテスト

さあ、ここまで出来たら実際に流してみましょう。

メニューの

「スライドショー」⇒「最初から」

でスライドショーが始まります。

ストップウオッチで時間を図り、スライドショー全体の時間を確認しましょう。

BGMに合わせて微調整をする

さて、スライドショーの時間を計った結果、スライドの時間が長すぎれば、枚数を減らしたり1枚当たりの表示時間を短くしたりして時間調節をします。

ここはちょっと時間を要する部分です。

必要に応じて動画ファイルへの変換も可能

スライドショーが完成したら、データを保存しましょう。

パワーポイントのファイル形式で保存がスタンダードですが、実はいきなり動画ファイルとしても保存ができます。

「ファイル」⇒「名前を付けて保存」

で保存先を指定します。

「ファイルの名前」を付ける下の部分に「ファイルの種類」というのがあります。

この中から、【MPEG4】や【WMV】などの動画ファイル形式を選択することで動画として保存することもできます。

最後に

さて、いかがだったでしょうか。

ぜひ、この記事を参考にスライドショーづくりに挑戦されてみてください。

卒業式・終了式だけでなく、最後の保護者懇談会などで流すのも非常に好評です。

多くの先生がやらないことですので、きっと先生方への信頼もより高まる演出になると思います。

動画版での解説はコチラ

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この記事を書いた人

教育系の学科を卒業後、臨時採用で4年間を経て教員採用試験に合格し正規採用となる。その中で小学校1~6年生の担任、主な校務分掌として情報・体育・ 研修主任を担当する。新卒 1 年目で臨時採用教員として教職の世界に足を踏み入れるが学級崩壊となり、現場を生き抜く授業技術の向上や仕事術を身に付けることの必然性を痛感。20 代で教育技術・仕事術について書籍やセミナーなどで自己投資にハマる。30 代で家庭をもつことで、教師としての幸せの在り方や家庭と仕事の両立、働き方改革、資産形成、ライフワークバランスなどに関心が広がる。学校に貢献しつつも教師自身が幸せになれる働き方について考えながら日々を過ごす。アラフォーで1年間ほど教育行政職へ。現在は現場に戻り日々奮闘中。教師の働き方・生き方についての SNS や YouTube などを利用して発信をしている。

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