働き方は、生き方。|教師の仕事術

「働き方は、生き方。」という教師の仕事術の理念を表したアイキャッチ画像

教師という仕事は、面白く好きです。

試行錯誤して作った授業が、子どもの笑顔、やる気につながること。
できなかったあの子が、できるようになる瞬間に立ち会えること。
卒業した子どもたちが、見違えるほど立派になっていること。
同僚の先生たちと力を合わせて乗り切り、喜びを分かち合うこと。

この仕事だからこそ味わえる喜びが、たくさんあります。

だから、僕は教師という仕事を長く続けたいと思っています。

しかし、その一方で、こんなことも感じてきました。

「教師という仕事を大切にするほど、自分の生活が削られていく。」

そんな矛盾です。


目次

頑張る人ほど、仕事が増えていく

学校では、真面目な先生ほど仕事を任されることがあります。

頼めば引き受けてくれる。
最後まで丁寧にやってくれる。
だから次もお願いされる。

もちろん、信頼されている証でもあります。

でも、その結果として、

仕事が終わらない。
帰る時間が遅くなる。
家族との時間が減る。
休日まで仕事を持ち帰る。

そんな毎日になってしまうこともあります。

「教師だから仕方ない。」

そう思っていた時期もありました。


仕事を早く終わらせたい理由

僕は昔から、仕事を早く終わらせたいと思っていました。

でも、それは決して楽をしたかったからではありません。

新卒の頃は、

「もっと教育の勉強がしたい。」

そう思っていました。

仕事が終わらないから、本を読む時間がない。
授業研究をする時間もない。
教師として成長したいのに、その時間がつくれない。

だから仕事術を学び始めました。

その後、結婚し、子どもが生まれました。

すると、仕事を早く終えたい理由が変わりました。

今度は、

「家族との時間を守りたい。」

と思うようになったのです。

仕事を減らしたいのではありません。

大切なもののために時間を使いたい。

その気持ちは、今も変わっていません。


効率化の目的は、効率化ではない

「教師の仕事術」という名前を聞くと、
時短術や効率化の話を想像されるかもしれません。

もちろん、それも大切です。

AIを活用する。
ICTを活用する。
テンプレートを作る。
仕事を仕組み化する。

こうした工夫によって、一つひとつの仕事は少しずつ軽くなります。

でも、それはゴールではありません。

もし仕事が30分早く終わったとして、
その30分でさらに仕事を増やすだけなら、何も変わりません。

生まれた時間を、

家族に使う。
体を休める。
本を読む。
新しいことを学ぶ。
何もしない時間を過ごす。

そのために、仕事を整えるのです。


教師も、一人の人間です

教師は、子どものために働く仕事です。

でも、

教師は学校の子どものためだけに生きる人ではありません。

家族がいます。
友人がいます。
趣味があります。
健康があります。
人生があります。

自分を犠牲にし続けることが、良い教師である条件ではないと思っています。

教師自身に余裕があるからこそ、
子どもにも穏やかに向き合える。

教師自身が学び続けられるからこそ、
よりよい授業ができる。

教師自身が幸せだからこそ、
周りにも良い影響を与えられる。

そんな循環があると、僕は信じています。


「セルフ働き方改革」という考え方

学校全体の制度は、一人では変えられません。

勤務時間も、校務分掌も、学校文化も、自分だけでは決められないことがあります。

だからといって、何も変えられないわけではありません。

仕事の進め方。
道具の選び方。
AIの使い方。
時間の使い方。
繰り返す仕事の仕組み。

自分の手の届くところからなら、変えることができます。

僕はこれを、

「セルフ働き方改革」

と呼んでいます。

誰かが変えてくれるのを待つのではなく、
今日からできる小さな改善を積み重ねる。

その積み重ねが、一年後、五年後の働き方を変えていく。


働き方は、生き方。

このサイトでは、
仕事を早く終わらせるテクニックだけを紹介したいわけではありません。

その先にある、

「どんな教師として生きたいか」

を一緒に考えたいと思っています。

教師という仕事を大切にする。
でも、教師自身の人生も大切にする。

その両方を諦めない働き方は、きっとあるはずです。

だから僕は、仕事術を発信しています。

働き方を整えることは、生き方を整えること。

このサイトが、忙しい毎日の中で立ち止まり、自分らしい働き方を考えるきっかけになれば嬉しく思います。


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