お金について調べていると、
「おすすめの投資先」
「最強のクレジットカード」
「入っておくべき保険」
「これだけやれば大丈夫」
そんな情報をたくさん見かけます。
私も、お金について学ぶ中で、こうした情報を参考にしてきました。
詳しい人の意見を聞くこともあります。
ランキングを見ることもあります。
でも、いろいろ試してきて思うことがあります。
それは、
「おすすめ」と「自分に合う」は、同じではない。
ということです。
何を選ぶのかは、その人の暮らしによって変わります。
だから私は、
お金について学ぶことは、自分に合った「お金の設計」を考えること
だと思っています。
「これが一番お得」に引っ張られない
例えば、クレジットカード。
私はクレジットカードが好きなので、いろいろ調べます。
すると、
「還元率なら、このカード。」
「旅行好きなら、このカード。」
「年会費無料なら、これ。」
と、さまざまな情報が出てきます。
でも、本当に大切なのは、
「どのカードが一番すごいか。」
ではありません。
「自分は、普段どんなお金の使い方をしているのか。」
です。
旅行によく行く人なら、ホテルや航空系の特典に価値を感じるかもしれません。
ネットショッピングをよく利用する人なら、そこで還元率が高いカードの方が使いやすい。
補償やサービスを重視する人もいるでしょう。
反対に、
「ポイントのことを考えるのが面倒。」
という人なら、シンプルなカード一枚の方がいいかもしれません。
同じカードでも、
ある人には年間数万円分の価値があり、
別の人には高い年会費を払うだけになることがあります。
だから、
スペックだけでは、自分にとっての価値は決まりません。
投資にも「その人」がある
投資についても同じです。
資産形成について調べると、「これを買っておけばいい。」という情報がたくさん出てきます。
もちろん、長期・分散・低コストなど、資産形成の基本として学ぶべき考え方はあります。
ただ、それを知った上で、
- 自分は何のために投資するのか。
- どれくらいの期間を考えているのか。
- どこまで値下がりに耐えられるのか。
- 現金をどれくらい残しておきたいのか。
- 家族構成はどうなのか。
- 今後、大きな支出の予定はあるのか。
そうした条件によって、選択は変わります。
資産を最大限増やすことだけが目的なら、一つの答えがあるかもしれません。
でも、私たちは投資だけをして生きているわけではありません。
投資は、人生全体の中の一部分です。
だから、自分の生活と切り離して考えることはできません。
保険も「安心をどこまで買うか」
保険についても、
「この保険がおすすめ。」
「この保険はいらない。」
と、正反対の意見があります。
これも面白いところです。
合理性だけで考えれば、
必要最低限でいい。
貯蓄で対応できるものには入らなくていい。
という考え方もあります。
一方で、
「多少コストがかかっても、備えがある方が安心して暮らせる。」
という人もいます。
私は、どちらか一方が絶対に正しいとは思いません。
大切なのは、
- 何に備えているのか。
- いくら払っているのか。
- どんな場合に保障されるのか。
そして、
- その安心に、自分はいくら払いたいのか。
を理解して選ぶことだと思っています。
人に任せることと、人任せにすることは違う
前の記事でも書きましたが、お金について分からないと、
- 銀行員。
- 保険会社。
- ファイナンシャルプランナー。
- 詳しい知人。
そうした人に相談することがあります。
それ自体は、悪いことではありません。
自分より詳しい人の力を借りるのは、とても合理的です。
ただ、
「相談する」と「全部任せる」は違います。
専門家にも、それぞれ立場があります。
金融商品には手数料があります。
企業には利益があります。
だから、
「専門家が言ったから正しい。」
ではなく、
「なぜ、この商品をすすめているのだろう。」
「自分には、本当に必要だろうか。」
と考える。
そのためにも、自分自身に最低限の知識が必要になります。
自分の生活を知らなければ、選べない
そして、お金について学べば学ぶほど、
金融知識だけでは足りないことに気づきます。
もう一つ知る必要があるものがあります。
それは、
自分自身です。
- 自分は何にお金を使うと満足するのか。
- 何には、それほど価値を感じないのか。
- 旅行が好きなのか。
- 家で過ごすことが好きなのか。
- 道具にお金をかけたいのか。
- 食事を楽しみたいのか。
- 学ぶことにお金を使いたいのか。
- 家族との経験を大切にしたいのか。
これが分からなければ、「自分に合ったお金の使い方」も分かりません。
例えば、
旅行にほとんど行かない人が、旅行特典の充実したカードを持っていても、その価値を十分に使えないでしょう。
反対に、家族旅行を大切にしている人なら、ホテルや旅行に使える特典には、単純な還元率以上の価値があるかもしれません。
だから、
お金の設計は、生活の設計でもある
と思っています。
「得か損か」だけでは決められない
お金について調べ始めると、
つい、「どちらが得なのか。」ということばかり考えてしまいます。
- もちろん、同じものなら安い方がいい。
- 同じリスクならリターンが大きい方がいい。
- 手数料も低い方がいい。
数字で比較することは大切です。
でも、人生には数字だけでは測れないものがあります。
例えば、
- 少し高いけれど、毎日気持ちよく使えるもの。
- お金はかかるけれど、家族との思い出になる旅行。
- 費用対効果だけなら説明しにくいけれど、自分が学びたい講座。
こうしたものまで、「得か損か。」だけで判断してしまうと、お金は増えても生活は豊かにならないかもしれません。
お金は、
使わないためにあるのではなく、自分が大切にしたいものに使うためにある。
私はそう考えています。
お金の「最適解」は変わっていく
そして、もう一つ大切なのは、
自分に合うものは、ずっと同じではないということです。
- 20代。
- 30代。
- 40代。
- 独身のとき。
- 結婚したあと。
- 子どもが小さいとき。
- 教育費が増える時期。
- 退職が近づいてきたとき。
生活が変われば、お金の使い方も変わります。
- 収入も変わる。
- 必要な保障も変わる。
- 取れるリスクも変わる。
- 大切にしたいことも変わります。
だから、
一度「これが正解」と決めたら終わりではありません。
ときどき、
「今の自分にも、これは合っているだろうか。」
と見直す。
資産形成も、家計も、クレジットカードも、
人生に合わせて更新していけばいい
のだと思います。
教師のお金にも、正解は一つではない
教師は比較的収入が安定しています。
でも、同じ教師だからといって、同じお金の設計になるわけではありません。
家族構成も違います。
住んでいる場所も違います。
住宅に対する考え方も違います。
旅行が好きな人もいれば、趣味にお金を使いたい人もいる。
早く資産をつくりたい人もいれば、今の暮らしを充実させたい人もいる。
だから、
「教師なら、これをやっておけばいい。」
という一つの正解を探す必要はないと思っています。
必要なのは、
- お金について学ぶ。
- 仕組みを理解する。
- 自分の暮らしを知る。
- 比較する。
- そして、自分で選ぶ。
その繰り返しです。
「おすすめ」から、自分の基準へ
最初は、おすすめを参考にすればいいと思います。
私もそうしています。
- 詳しい人の話を聞く。
- 本を読む。
- 動画を見る。
- ランキングを見る。
- AIに聞いてみる。
そうやって情報を集める。
でも、最後は、「自分の場合はどうだろう。」と考える。
なぜ、これを選ぶのか。
何のためにお金を使うのか。
どんな暮らしをしたいのか。
そこまで考えて初めて、
「おすすめの商品」が、「自分に合った選択」に変わります。
教師の資産形成術で大切にしたいのは、誰かの正解をそのまま真似することではありません。
お金について学びながら、
自分なりのお金の使い方、貯め方、増やし方を設計していくこと。
そして、その先に、
自分や家族が望む暮らしをつくっていくこと。
それが、私の考える「教師のお金の設計」です。
教師の仕事を、もっとシンプルに。
毎日の仕事に追われ、
「もっと余裕を持って働きたい。」
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