こちらの記事では、私が教室に常設している多機能プリンターについて紹介をしています。
日々忙しい中、教師は1分でも1秒でも時間を上手に使う必要があります。
同じことをするにしても道具があるかないか、どの道具をいつ使うかにより仕事の効率性が全く変わってきます。
今回は、私が教室に常設しているとあるアイテムを紹介します。

配布物の不足・忘れ物の対応

学校には日々様々な配布物があります。
稀にこういう事態があります。
「今から計算プリントやるよ。あれ? 1枚足りない。困ったな~」
配るべきプリントが不足していたという経験はないでしょうか? あるいは朝、宿題を集めます。
「先生、すみません。宿題プリント忘れました」
「あ、僕も忘れました。すみません。」
「そこに余ったプリントが入っているはずだから、探してやりなさい」
「…先生、1枚しかあまりがありません」
次のようなことも良くあります。
「先生、個人懇談会の希望調査票、お母さんが失くしました」
家庭からの回収しなければならないプリントを失くされてしまうことが良くあります。
印刷・コピーの時間ロスこのようにプリントや配布物などのために、職員室・印刷室まで余分を取りに行ったり、コピーを取りに行ったりしたことはないでしょうか?
教室と印刷機・コピー機のある場所までの距離が遠いほど時間のロスは大きくなります。
何よりも嫌なのは、それをしてしまうと教師不在の空白の時間生まれるということです。
そこでケンカが起きたり、怪我があってはなりません。
解決方法

「教室に常設すべき教師の便利アイテム1」ということが今回の記事のメインテーマです。
教室に常設すべき便利アイテムとは「多機能プリンター」です。
印刷
コピー
スキャン
ができる多機能なプリンターのことです。
これが教室にあれば、先ほどのような場面でもわざわざ職員室や印刷室に行く必要がなくなります。
子どもに礼儀を教える

さて、子どもがプリントを失くしたら、この私物のプリンターを使って印刷をします。
ただ印刷してあげるだけでは教育的ではありません。
「これ先生の印刷機ね。全部お金は先生のお小遣いを使って買ったもの。本当は先生もほしいものがあったんだけど、お仕事のために買ってきたんですよね。もちろん中のインクもね。で、君がプリント失くしちゃって困っているよね。だからこれで印刷してあげます」
というようにしっかりと演出してから印刷します。
「はい、どうぞ。いやいやきちんと両手で受け取りなさい。」
「ありがとうございます」
「うん。偉い偉い。お礼が言えた。先生の大事な印刷機でできたプリントです。決して粗末に扱ってはいけないよ(笑)」
とまあ、例えばこんな感じでしっかりと礼儀を教えます。
せっかくなので、学校の印刷機でなく先生の印刷機という部分を
最大限に生かして教育のチャンスにする
ことが大事だと思います。
教師にとってもメリットがある

教室で仕事ができるもちろん、学級の子どもたちだけでなく、教師自身にとってもメリットがあります。
教室で仕事ができるというのは非常に良いです。
僕はできるだけ放課後も職員室では仕事をしたくありません。
呼ばれたり話しかけられたりするからです。
集中できないのです。
だからなるべく教室を仕事の場として環境を整えておきたいのです。
もちろん、放課後だけでなく教室に多機能プリンターがあることにより、休み時間や給食を早く食べ終わった後に教室でプリントを作成したり印刷できたりするので、隙間時間などを活用して放課後に仕事を残さないように働くことも可能になります。
子どもの作品やノートも教室でスキャンができるので、教室で学級通信を完成させたり、評価の材料を取ったりすることもできます。
印刷コストを抑える工夫

教室にプリンターを置いていると驚かれます。
教室にプリンターを持ち込んでいる先生はかなり珍しい存在です。
もちろんプリンターもインクも自費購入ですが、それを上回るリターンがあると私は感じています。
高いプリンターを買う必要はありません。
最新機種でなく最低限の機能を備えた複合プリンターがあればよいと思います。
プリンター本体も僕は消耗品だと思っています。
壊れる頃には、インクの規格が変わったりもっといい商品が出ているものです。
僕が今プリンターを買うなら問題なく使える非純正のインクが販売されて、最新機種からちょっと型落ちして安くなったプリンターを買うと思います。
純正のインクは高いです。
非純正でも十分使えるインク商品はたくさん出ています。
非純正だとプリンターが故障した時、保証してもらえないと思うかもしれませんが、先ほど申し上げたように、プリンター本体も消耗品だと思うと非純正のインクも恐れず使えます。
まとめ

さて、教室に常設すべき教師の便利アイテムということで「多機能プリンター」を紹介しました。
- 不足したプリントをその場で印刷できる
- 子どもに礼儀を教えられる
- 教室で仕事ができる
- 時短になる・仕事が効率化される
など教師の仕事をより快適にしてくれるものということが少しでも伝わりましたでしょうか?
ぜひ、新しい学級開き前にプリンターを検討されてみてください!
こちらの記事では、私が教室に常設している便利アイテムについて紹介をしています。
日々忙しい中、教師は1分でも1秒でも時間を上手に使う必要があります。
同じことをするにしても道具があるかないか、どの道具をいつ使うかにより仕事の効率性が全く変わってきます。
今回は、僕が教室に常設しているとあるアイテムを紹介します。
