学習指導|算数の作図指導を効率化する必須アイテム

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今回の記事は、算数の図形単元、特に「作図指導を効率化」する方法について解説をします。

作図問題は計算とは違い児童自身で丸付けできません。

教師が全ての児童の回答をチェックするために、教室に常設しておくべきあるアイテムを紹介します。

目次

作図指導は●●●を準備せよ

バック グラウンド, 色, テクスチャ, 詳細, カラー, 美しい, マクロ, ページ, 紙, テーブル

図形単元でいるものと言えば、

コンパス
・定規
・分度器
・三角定規 など

これに加えて私が常設しているのが、

トレーシングペーパー

です。

作図問題の丸付けで重宝します。

作図問題は計算とは違い児童自身で丸付けができない単元です。

ですから、必ず教師が全ての児童の回答をチェックする必要があります。

このチェックを効率化するために教室にトレーシングペーパーを常設しておくのです。

トレーシングペーパーに模範解答を作図しておき、子どもの書いてきた図形と重ねるます。

そうすると、正しく作図ができてるかすぐに判断でき丸付けが楽になります

ドリルやテストには、こうしたシートがついていますが、教科書の問題については自分で作るしかありません。

常備がポイント!

デスク, 文房具, ペン, ルーラー, シャープナー, 鉛筆, 球ペン, フェルトのヒント, ゴムバンド

ポイントは

トレーシングペーパーを教室に常備しておくこと

です。

日々忙しく、教材研究が一切できずに授業が始まってしまうことがありますよね。

仕方なく授業を始め、教科書を読み進めていると、

写し取って調べましょう。
・作図をしましょう。

という設問が出てきます。

トレーシングペーパーが必要なことに授業が始まってから気づくことがあります。

こうなると手遅れです。

事務室や教材室にトレーシングペーパーがあるかもしれません。

しかし、取り行くのも

▲時間のロス
▲児童の学習はストップ
▲教師不在の間に教室が騒然

ですから、トレーシングペーパーを教室に常備しておくことをオススメします。

授業中に回答が準備できる

空, 雲, 雨, 屋根, パターン, 幾何学的, アーキテクチャ, モダン, 建物, ファサード, ウィンドウ

理想は授業までに図形の模範解答のトレーシングペーパーを完成させておくことです。

しかし、常設しておけば、授業中でも準備は可能です。

1 教科書の問題を教師が音読する。
2 問題をもう3回読んだら自分で作図するように指示する。
3 問題を解くように指示する。
4 問題が解けたら教師のところにノートを持ってこさせる。

2、3をしている時間に教師は模範解答を作図しまうのです。

2で3回音読させることで、児童に問題の内容を更に理解させつつ、教師は若干時間かせぎがでるのです。

(音読の間に教師が準備をするというのは様々な場面で応用できるテクニックです)

教師が書き終えたころに、一番早い児童がノートをもってくる。
教師も児童も時間のムダがない方法です。

トレーシングペーパーが教室に常備してあるからこそ、授業時間内で授業の準備をしながら授業ができるのです。 

【今日のミッション】トレーシングペーパーを買う

トレーシングペーパーは1回買っておくと1年以上使えます。

ぜひ、文具店やネット通販で構いませんのでトレーシングペーパーを購入しましょうね。

▼Amazon(外部リンク)

コクヨ トレーシングペーパー 薄口 A4 50枚

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この記事を書いた人

教育系の学科を卒業後、臨時採用で4年間を経て教員採用試験に合格し正規採用となる。その中で小学校1~6年生の担任、主な校務分掌として情報・体育・ 研修主任を担当する。新卒 1 年目で臨時採用教員として教職の世界に足を踏み入れるが学級崩壊となり、現場を生き抜く授業技術の向上や仕事術を身に付けることの必然性を痛感。20 代で教育技術・仕事術について書籍やセミナーなどで自己投資にハマる。30 代で家庭をもつことで、教師としての幸せの在り方や家庭と仕事の両立、働き方改革、資産形成、ライフワークバランスなどに関心が広がる。学校に貢献しつつも教師自身が幸せになれる働き方について考えながら日々を過ごす。アラフォーで1年間ほど教育行政職へ。現在は現場に戻り日々奮闘中。教師の働き方・生き方についての SNS や YouTube などを利用して発信をしている。

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